2019/06/26 23:08

パッションフルーツってご存知ですか?

聞いたことはあるけどよく知らないっていう方は多いと思います。パッションフルーツを夏の果物として身近に感じるようになったのは、私も島に住むようになってからのことです。





 

パッションフルーツってどんな果物?

 

パッションフルーツという名前の由来と花の形

 


英語『Passion』には『情熱』という意味があります。

初めてパッションフルーツの花を見たときに、『名前の通り、情熱的な花だわ!』と思ったのですが、名前の由来は『情熱』ではないのです。

 

passion(パッション)の意味は『受難』

神学用語で『イエス・キリストの裁判と処刑における精神的・肉体的な苦痛のための言葉である』

Wikipediaより》

 

花の一部にある十字の形(脂肪柱)をキリストが貼り付けになった十字架に見立てています。5本の雄しべはキリストが受けた5つの傷を、3本の柱頭はキリストを打ち付けた釘を、5枚ずつある花弁とガクはあわせて10枚なので、10人の使徒を表しているそうです。

使徒って12人だったはずでは…? ですが、ペテロとユダは除かれているのだそうです。

 

日本人の私たちには全くないと思われる発想ですが(笑)名付け親は16世紀、南米に渡って初めてこの花を目にしたスペイン人なので、いまの私たちとは発想も考え方もずいぶん違ってあたりまえですね。

 

日本語では『クダモノトケイソウ』という名前です。

日本人は、花を文字盤に、3本の柱頭を長針・短針・秒針に見立てたのですね。こちらの解釈は納得(笑)

 

 

小笠原のパッションフルーツの旬は5~8

 

農家さんたちが研究を重ねて栽培に力を入れているので、ひと昔前に比べて店頭に並ぶ時期も長くなりました。

春の観光シーズン・ゴールデンウィークには、すでにたくさんのパッションフルーツが並びます。

農協の直売所は、ドアを開けたとたんに店内に広がるパッションの香りにうっとりしますよ♡

 

 

パッションフルーツを生のままたっぷり加えたパウンドケーキ

 

この、パッションフルーツの甘酸っぱい香りと種のプチプチ感を活かしたパウンドケーキを作りたいと思い、試作を重ねました。

 

パッションフルーツをそのまま入れるので、どうしても水分が多くなります。

そこで、アーモンド粉をたっぷり使ってベタベタした感じをなくし、クルミを加えることでリッチな味と食感の仕上がりになりました。

 

 

空も海も青さが増し、JA直売所がパッションフルーツの香りでいっぱいになって、『いよいよ小笠原に夏が来た!』という雰囲気になってきました。

 

小笠原の暑い夏に、ノドにも身体にも潤いを与えてくれる甘酸っぱいパッションフルーツ。

この時季限定の南国の味を、ぜひお試しくださいませ♡


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パッションとくるみのパウンドケーキ


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